江戸城

江戸城は、現在の隅田川河口付近にあった麹町台地の北に、扇谷上杉氏の家臣太田道灌が築いた平山城である。近世に徳川氏によって段階的に改修された結果、総構周囲約4里と、日本最大の面積の城郭になった。徳川家康が江戸城に入城するのは、豊臣秀吉による小田原の役後の1590年のことである。家康が江戸幕府を開いた後は徳川の居城、明治維新後宮城・皇居となった。以後は吹上庭園が御所、旧江戸城西の丸が宮殿の敷地となっている。その東側にある旧江戸城の中心部である本丸・二の丸と三の丸の跡は皇居東御苑として開放されている。南側の皇居外苑と北側の北の丸公園は常時開放され、それらの外側は一般に利用できる土地になっている。


2010年5月撮影







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