八王子城

小田原に本拠した北条氏三代目氏康の三男、氏照が築城。滝山城から天正15年(1587)頃に出来上がる。
秀吉の関東制圧の一環で天正18年(1590)に前田利家・上杉景勝軍に攻められ落城。
本拠の小田原城は開城、氏照は小田原城で籠城中で兄氏政都ともに城下で切腹し、北条氏は滅亡した。


八王子城の入り口。
高尾駅からバスでお城入り口まで約10分程度。
難攻不落の八王子城らしい雰囲気を伺わせる迫力を感じる。
本丸への古道。巨大山城らしく道幅も広い
柵門跡。本丸古道へ続く尾根上に築かれている。
城主氏照がいた御主殿跡の入り口。
御主殿の館前にあった庭園の池の遺構。
御主殿の館の礎石。
氏照が政務を行っていた主殿とお客をもてなす会所。
かなり大きな建物が建っていたと思われる。
落城時に御主殿にいた北条方の武将や婦女子らが、
滝の上流で自刃して次々に身を投じた滝。
御主殿に入るための曳橋と頑強な三段の石垣。

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