馬越長火塚古墳群を訪ねる

2015年11月20日、国の史跡に指定見込みの豊橋市石巻本町にある古墳群(三基)を訪ねた。
豊川流域にあったとされる国「穂の国」を統治した穂国造の墓と言われている。
愛知県では最長の17.5メートル以上の横穴式石室を持つ前方後円墳。
6世紀末から7世紀前期の築造で3世代の墓からなる。
前方後円墳の馬越長火塚古墳、円墳の大塚南古墳、口明塚南古墳の三基の古墳からなる。


TOPPAGEへ

前方の林が円墳の頂上、6世紀の古墳では
愛知県内最大の古墳といわれている。
のどかなカキ畑の中にあります。
長火塚古墳は6世紀後半に造られた
全長が70メートルの前方後円墳。
古墳の発掘で掘り出された葺き石。
円墳の墳丘が饅頭のように盛り上がっているのが特徴。
類似例は熊本や長崎、岡山に見られる。
墳丘の盛り上がりが良くわかります。
遺体を納めた横穴式石室。
奥行き。12メートル、愛知県内最大の規模。
近くにある権現山古墳1号墳、2号墳。
全長33-38メートル。
3世紀後半から4世紀ごろの前方後円墳。
権現山1号墳の頂上。
柿畑の中に埋もれるように古墳群がある。
おいしそうな柿、いままさに食べごろ。