志段味大塚古墳群を訪ねる

2018年5月自宅から近くのしだみ古墳群を訪ねる。
しだみ古墳群の特徴とみどころ
1)古墳時代を通して、大きさや形の異なる様々な特徴を持った古墳が狭い範囲の中につくられている。
2)古墳の形や、古墳を飾っていた葺石・埴輪、埋葬施設の副葬品などから、古墳群に葬られた王たちと倭王権とが深い関係にあったことがわかる。
3)古墳群に葬られた王たちは、荘内川の水上交通と陸上交通が結びつく交通の拠点を見下ろす上志段味の地に古墳群を築いた。

東谷山白鳥古墳。
名古屋市内で唯一完全な形で残る横穴式石室。
6世紀から7世紀に東谷山山麓でたくさん小型の円墳が作られた。
横穴の内部。完全な形で残っている。
しだみ古墳群の案内看板。
勝手塚古墳。
勝手塚古墳。帆立貝式古墳。墳丘長55M。
墳丘の周壕や周提が残る。
墳丘の頂上。
勝手塚古墳の全景。
古墳時代中期5世紀には
大久手池周辺の河岸段丘上に古墳が作られた。
しだみ古墳群で唯一見つかっている方墳。
墳丘を当時の姿に復元していた。
東日本で最古の巫女形・馬形埴輪が出土。
かすかに墳丘らしきものが残る。帆立貝式古墳。。墳丘長37M。
墳丘が削られ半分になってしまった古墳。
帆立貝式古墳。墳丘長38M。
志段味大塚古墳。遠方に東谷山が見える。
国史跡志段味大塚古墳。帆立貝式古墳。
墳丘長51M。五鈴鏡、馬具、よろい片、
鉄鏃、太刀、帯金具等出土。
墳丘と葺石を作られた当時の形に復元されている。
墳丘の頂上には王の棺を納めた
大木をくりぬいた木棺の模型がある。
当時の祭礼儀式に使われた埴輪。
国史跡白鳥塚古墳。
しだみ古墳群で一番大きく、最初に造られた古墳。
4世紀。
前方後円墳、墳丘長115M。
愛知県内で3番目の大きさ。
古墳の中に入ると大きさを実感できる。
両側を土で固めた通路。
墳丘のくびれがわかる。
後円部の敷石には石英が
多量に敷き詰められていた。
太陽に照らされると白く輝く
ことから白鳥の名前が
付いたと言われている。
石英の拡大写真。

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