田丸城

田丸城は延元元年(1336年)南北朝初期、後醍醐天皇が吉野遷幸の際に、北畠親房が南朝の拠点とすべく田丸山に城砦を築いて以来
680年を経過している。その後南北朝や戦国の動乱を経て織田信雄が城主になり城郭が築かれた。
織豊期の城郭遺構をよく留めた貴重な城郭跡。全体は稲葉重道時代に成立といわれている。
天正3年の織田信雄時代の天主は安土城に準じた最古級天主の可能性との説あり。


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田丸城の正面。
同心屋敷跡。現在は玉城町役場の駐車場。
旧三の丸御殿奥書院。。
城主久野氏が延宝5年1677年に竣工
城主が田丸城を訪れた際の生活
の場として使用されていた。
外堀。
石垣が特徴。
田丸城の入り口。
土塁
空堀跡。
北の丸跡。
本丸虎口。
本丸跡
天守からの眺め
天守の内側。
天守の地下。1階にあがる石段が残る。
天主へと続く石段。
石垣がよく残っている。
ここには織田信雄が築いた3層の天守があった。
本丸跡。
野面積みの石垣が美しい。
富士見門。城内にあった8か所の門のひとつ。
大手門跡。
大手門へと続く橋。