近江商人発祥の地 五個荘を訪ねる
   

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近江商人 藤井彦四郎邸の庭先に立つ本人の銅像
彼は明治32年23歳で分家し明治40年に藤井糸店を創業。
朝鮮にも進出し成功を収めた。
藤井彦四郎邸の門から入って玄関を望む。
この屋敷は8,155u、建物面積710uあります。
門を入った右側に天秤を担いだ近江商人の像があります。
はるかに庭園を望む7。この庭園は珍石・名木を配し、琵琶湖を模した池を設け雅趣に富んだ雄大なものとパンフレットに記してありましたが残念ながら公開されていませんでした。
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総ヒノキ造りの客殿です。
廊下が広いのと廊下の天井の造作がすばらしい。
客殿の天井は格天井になっていました。
格天井とは格縁(ごうぶち)を格子状に組み、その間に格間(ごうま)と呼ばれる鏡板を張った天井仕上げで、最も格式の高いものだそうです。
トイレのカバーは黒檀を使用しています。
廊下の天井の造作に感動
屋敷の土塀に船板を貼り付けています。雨風を防止する役目とか。
井戸から水をくみ上げてこの中にいれると自動的に管を通して風呂場の風呂桶に水が入る仕組みになっていた。
街中の用水に鯉がたくさん泳いでおりました。
屋敷内に花筏の木が小さな花を咲かせていました。
近江商人屋敷外村繁邸の庭にあった陶狸。案内板によると、大きくくり抜かれた目は、社会情勢を見通せる人に、太っ腹な精神を持ち、近江商人の家訓を身につけたタヌキ(他抜き)のごとく秀でた人になるようにとの願いがこめられているとのことです。
近江商人外村宇兵衛邸の庭園。作庭当時、神崎郡内一番の庭と評されていたとのこと。
外村邸は呉服商で明治時代には全国長者番付に名を連ねるなど近江商人を代表する豪商。
帰りに立ち寄った菓子屋 冨来郁(ふくいく)の主人と記念撮影。
ここの冨来小判はお奨め。大納言小豆が絶品。